市民の声を都政に!~都議選に向けて~

4月19日にcocobunjiプラザホールBで開催された「都政と市民をつなぐ会」に参加して、5人の都議会議員から都政の状況や課題について伺いました。

国会とも違う、区議会とも違う、何となく役割や状況がわかりにくい都議会のことを知ることができ、区と都の連携について考えたり、都の動きから区のことを考えたりすることができた有意義な時間でした。

私からは、葛飾区で今年度より実施される『区立小中学校の修学旅行費用・移動教室費用・一部副教材費の無償化』についてお話ししました。この事業は物価高騰のなか、経済的負担を軽減するための支援です。

給食費の無償化のように葛飾区など地方自治体の支援が、東京都や国へ拡大し、住む地域によらず、すべての子どもたちが無償で修学旅行に行けるようになることを要望します。

しかしながら、多くの子どもや保護者が助かる支援ではありますが、区内在住であっても都立特別支援学校の児童生徒は対象外になっているなどの課題があります。

また、修学旅行に参加しない理由のうち経済的な理由は1-2割で、不登校を理由とするものが半数以上というデータもあります。

『みんなと一緒に』が、容易ではない背景には、複合的な困難が隠れている場合が多くありますし、困難を抱えている人ほど支援に繋がりにくい状況もあります。

修学旅行費用等の無償化が子どもたちにどのような効果をもたらすのか、当事者からの声を聴きながら注視していきたいと思います。今後も区民の暮らしを丁寧に見つめること、区民の声を丁寧に聴き提案につなげていくことに取り組んでいきます。

福祉

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