アートで仕事をする就労継続支援B型事業所 PICFA

葛飾区議会保健福祉委員会の視察に参加し、

・熊本市の子どもの権利サポートセンターの取組み

・久留米市のヤングケアラー支援

・基山市の病院内にある就労継続支援B型事業所PICFA(ピクファ)の取組み

について学びました。

委員会視察は各地域の先進的な取組みを委員会の議員がともに学ぶ場です。

 

視察先の一つである就労継続支援B型事業所の「PICFA」とはPICTURE(絵画)+WELFARE (福祉)の造語。

アートと福祉の両方を追求する意味が込められていて、実際にPICFAでは、障がいのある利用者(メンバー)だけでなく、地域の子どもや高齢者、日本や世界の各地から人々がそこに集い共に時間を過ごしています。障がいのある人も地域でともに暮らすことが当たり前の社会の実現に向けての取組みを積極的に展開されています。

20人の利用者は指示されたことをするのではなくて、それぞれ自分の意思で創作活動をされています。朝のミーティングの後、各自がそれぞれの場所で仕事に打ち込んでいる姿が印象的でした。

作品は企業とのタイアップなどもしていますが、利用者も企業の仕事場にも参加します。

施設長の原田啓之さんから、直接お話を伺い、創作活動を拝見することで、熱量も含めて多くのことを受けとめられたことが大変有意義でした。

だれもがその人らしく安心して暮らせる社会へ向けての取組みを、私も引き続き葛飾からすすめます。