防災訓練 ~難病患者と介護者の避難と自宅待機を考える~
訪問看護師として、働いていたときからお世話になっている日本ALS協会の青木さんにご縁をいただき、自宅で人工呼吸器を使っている方の防災訓練に参加しました。
こちらのお宅では定期的に様々な想定で訓練を行っており、なんと訓練は今回で5回目です!
ご本人、ご家族、訪問看護師、介護ヘルパー、ケアマネジャーと、在宅での暮らしをサポートするチームが集まり、エレベーターが使えない状態での避難訓練を行いました。
私も布担架(運ばれる役)を体験。振動やねじれ、頭の高さが低いと怖いことなど、実際に感じることができました。
葛飾区地域防災計画(令和2年改正)の中には「在宅療養者で特段の医療配慮が必要な方へ対応」として支援体制の検討の必要があるとは書かれていますが、万が一災害がおきたとき、難病患者の方たちが安全に避難でき、その後の具体的な支援体制が重要です。
『どう命を守るのか』具体的な提案につなげていきます。