区長に改善要望書を提出

葛飾区私立認可保育園に対する補助金の算定額の相違に関連し、議会報告の改善要望書を8名の議員で区長に提出しました。
 第2回定例会中、認可保育所に対する補助金の算定額の相違についての報告がありました。総額は4年間で5億1千万円と多額です。業務の手順や管理の問題、監査の問題など再発防止のために改善すべき点が多くありますが、特に区民の代弁者である議員に対して、納得のできるような誠実な説明がなされないまま、テレビやネットニュースの報道によって状況が公にされたことが大きな問題です。
区長の発言は重く、議会への報告もないままに、区の方針が二転三転するような発言が繰り返されれば、区民の区政への信頼を損なうことになります。区民も議会も混乱しないよう、経過や方針は適切なタイミングでの報告を求めます。

会派を超えた区議会議員の連名でここに強く抗議すると同時に以下の再発防止の提示と改善を求めました。

1、区長および行政は必ず区の対応について議会に報告した上で公表すること。

2、今回の誤支給も含めて今後区の対応については全議員との情報共有を徹底すること。

3、今回のような世間に大きな影響を与え得る事案であれば、発覚後すぐに全議員への情報共有を徹底すること。

4、今回の件を受けて、今後の議会報告への具体的な再発防止を示すこと。