滋賀のグリーンインフラ&流域治水 関西視察その1
琵琶湖とともにある滋賀県のグリーンインフラの取組みと流域治水の考え方や対策について学びました。
流域治水についての4つの対策をご紹介いたします。
①ながす
河川の土砂を取り除いたり、高架の道路や橋梁の下を水がたまらないようにしたりすることで、滞らないように「ながす」
②ためる
河川や水路に一気に水が流れて河川に負担がかからないように、森林や農地などに水をしみこませたり、駐車場などに雨水を「ためる」
③被害を最小に「とどめる」
万一逃げおくれたときも、避難空間(浸水しない2階)を確保するために、リスクが高いちいきには新築時や改築時に建築制限をしたり、盛り土の助成をし被害を最小に「とどめる」
④そなえる
自治会や小学校で防災講座をしたり、避難訓練をしたりするなかで地域特性に応じた避難について住民とともに考え「そなえる」
④については、水害リスクの高い地域での避難訓練が生かされ、命が守られた事例を伺いました。
自分事としてとらえられて、具体的に備えるための対策の必要性を実感しました。
視察終了後は滋賀県庁から数分のところにあるレンタサイクルで琵琶湖へ。
盛りだくさんで、移動距離もかなりのものだった関西視察については順に報告します。