フリースクールは安心していられる場所

葛飾区新宿にあるフリースクール『わくにこ』に行ってきました。

元気いっぱいの小学生5人が登校してきて、私の呼び名を ”たっちゃん”って決めて仲間に入れてくれました。

とにかく驚いたのが、子どもたちが元気で、『わくにこ』の代表とずっと話をしていること。聴いてくれる人がいたら、こんなにも話したいことがあるのだということです。

それぞれが自由に過ごす中で、算数や世界の宗教や文化、ジェンダーの話しもでてきて、ソーラン節も踊って、いい時間でした。

お昼は、お母さんの作ったお弁当・コンビニで買ったパスタ・パンなど、それぞれ持ってきたものを一緒にいただきます。七夕なので織姫&彦星のお弁当の子もいました。お昼をともにすることで、学校以外で学ぶ子どもたちのお昼のことも考えていく必要があると改めて感じました。葛飾区は学校給食が無償化されていて、アレルギーや宗教上の理由でお弁当を持参する場合にも無償化相当の対応があります。

○子どもたちが紹介してくれた『わくにこ』は

・小1~中2までの子が来ている、小学生が多い

・先生が優しくて話しやすい

・先生は学校などでの先生の経験もあるのでいい

・別のところも行ったけど一番いいフリースクール

・お母さんが検索して見つけてきてくれた

・意見を尊重してくれる

・(先生も子どもも)みんながいい人、いやな思いしているからわかっているんだと思う

・フリースクールでいやなこと言われたら、言えるから大丈夫

・頻尿だから、いつでもトイレに行けて安心

○子どもたちから学校へのお願い

・学校の先生には話を聞いてほしい

・子どもが先生の投票をしたい

・先生に意見を言いたい

・直接言えないことは、匿名で伝えて、変わってほしい

子どもたちから「大人や学校にどう意見を伝えたらいいの?」という質問があったので、学校配布のタブレットを一緒に開いて、タブレット内に葛飾区の子どものページがあること、相談先がいろいろあること、子どものページから、意見を伝えられる(匿名)ことを説明しましたが…知られていない、知っていても扱いにくい、意見しようと思えない、などの声を聞き、子どもが意見をしやすい環境を整えることについて、大人たちももっと考える必要があります。