葛飾子ども区議会を傍聴して

小学5年生~中学3年までの子ども議員14名の出席で『子ども区議会』が開催されました。
議長が選ばれて、区長挨拶があって、本会議での一般質問が行われました。本会議閉会後には委員会が開会、終了後に本会議が再開され、決議文朗読…流れは普段の議会と同じです。私は議員席ではなく行政側の席から議会を傍聴しました。
子ども議員からは、SDGsに関連した、人権や環境・生物多様性についての質問、公園のボール遊びについての提案、学校給食や防災に関する質問など、様々な質問があり、どれも素晴らしかったのですが…
事前に準備していた質問が終わり、委員会で自由に質問できる時間ができたときの質問が、とってもよかったんです!
どの子ども議員はものおじすることなく、自分の質問の答えに納得のいかなかったことを『再質問』したり、準備していた質問とは別の質問をしたりしていました。
例えば、立石の再開発で立石の魅力である地域の店を動かして大丈夫ですか?公園のこと、検討していくと言ったけれど、何月にできますか?貨物の線路に旅客車両が走るのが楽しみです。いつできますか?などです。
子どもの意見は素直で的を射ていて、はっとさせられました。子どもは将来の主権者であり、ともに生きるおとなのパートナーでもあります。もっと真摯に子どもたちの意見に耳を傾け、まちづくりに生かしていく必要があります。