日本初ゼロ・ウェイスト宣言の町~徳島県上勝町へ~

徳島県上勝町のゼロ・ウェイストセンターに行ってきました。『ゼロ・ウェイスト』とは、無駄・ごみ・浪費をなくすという意味で「ごみをどう処理するか」ではなく「ごみを生み出さない」社会を目指す考え方です。(ゼロ・ウェイストセンターの資料より)

上勝町は豊かな自然環境に恵まれた暮らしを守るために、ごみを出さない社会を目指し2003年に日本の自治体として初の『ゼロ・ウェイスト(ごみゼロ)宣言』し、実現のための積極的な取り組みを行っています。

・ごみ収集を行っておらず、住民が「ゴミステーション」に何かのついでに持ち寄る

・ごみは45分別

・生ごみは各家庭のコンポストで堆肥化され畑で利用される

・「燃やすごみ」は「どうしても燃やさなければならないもの」

・無料のリユースショップで必要な人につなぐ

・ごみ処理にかかる費用を見える化

・ごみを出さない生活を体験できるホテルや飲食店がある

・紙類など分別を頑張るとポイントがもらえる  などなど

これらの取り組みを行うことで、ごみの再資源化率は80%(この分母に生ごみは含まれない)になり、ごみ処理費用は半減!取組に共感するなどで移住者が増え人口も増えたそうです。

他には、ゴミステーションにごみを持ってくることが困難な人(上勝町は高齢化率53%)には2ヶ月に1回の回収をしていること、紙オムツや製品プラスチックは燃やさなければならず、課題となっていることなど伺いました。

一番印象に残っているのは

「買うときに『これはどう分別されるのか、処理されるのか、処理できないのか』を考えて買う」という言葉です。

自治体がリサイクルできない原材料や製品があるので、ごみの元となる製品の製造方法や原材料をリサイクルしやすいものへ変えることが大切です。

使う責任や作る責任を考え、社会全体で取り組むべき問題だということもっと意識しなければいけないと思いました。また、一人ひとりの意識を変えること、丁寧に伝わるように伝え続けることの大切さも改めて感じました。

※上勝町のゼロ・ウェイストセンター&HOTEL WHYについてまとめられた冊子を購入しましたので、ご覧になりたい方はご連絡ください。