社会保障ゲーム体験会に参加して

社会保障制度の知識を中高生などに知ってもらうためのカードゲームを開発しNPO法人Social Change Agencyの体験会がカナマチぷらっとで開催されました。誰ひとり取り残さない社会をつくるための事業に取り組んでいる団体です。

中高生の体験会も開催されていますが、今回の参加者は、このゲームをやってみたい!と、集まった社会福祉士、児童福祉司、社会保険労務士、精神保健福祉士などの資格を持ち、各分野で活躍されている人たちと高校生、大学生。

ゲームの展開やケースの設定も、専門職の知識や経験を活かしたおもしろいものになりました。

このゲームを通じて、

・解決できない困難

・不足している支援や制度

・こんなサポートがあったらいいな

が見えてくるので、このゲームで見えてきた課題を政策提案につなげていくのもいいのではないかと思いました。

介護・医療・福祉・子育てなど、私たちの “困った”を支える社会保障制度は、必要な人に等しく存在するはずなのに、情報につながらない、情報が届かない・つながらない、情報があっても申請できないなどの事情により、制度を利用できない人が想像以上にいます。葛飾区でも社会保障制度の情報を必要な人に届け、利用しやすくするための取り組みをさらにすすめていきます。