葛飾区子ども区議会が開催される
小学5年生~中学2年までの子ども議員27名の出席で『子ども区議会』が開催されました。
議長が選出され、区長挨拶ののちに本会議での一般質問。本会議を休憩し、委員会での審議。審議の後、本会議が再開され、決議文朗読。
私たち大人の議会と同じです。
子ども議員からは、ごみや環境の問題、共生社会、教育環境、国際化、新金線など、様々な質問があり、区長や教育長などが答弁に立ちました。
特に印象に残っているのは『わくわくチャレンジ広場』※についての質問です。
わくチャレに関する質問は、複数の子ども議員からありました。
・わくチャレは子どもにとって、とても楽しみで大好きな場所
・長期休暇に毎日ある学校もあれば全くない学校もある
・開催日数も開催時間も学校により異なる
1年生から6年生まで、毎日開催すれば、習いごとをしている子どもも参加できるようになっていいと思うがどうか。
開催条件が異なるのはいかがなものか。
といった質問でした。
教育委員会からは、わくチャレに関わるスタッフが不足している状況を改善したり、終了時間についても検討する旨の回答でした。
そもそも、わくチャレについては地域の大人の協力で行われている学校もありますが、委託事業者により行われている学校もあります。夏休みの開催については、あるのとないのとでは、子どもたちの環境が大きく異なります。子ども議員の指摘どおり、大きな問題です。
子どもの声を受け止めて、大人議員としてしっかり取り組まなくてはいけないと思いました。
※『わくわくチャレンジ広場』というのは、放課後などに学校施設内で自由に遊んだり、宿題をしたり、様々な体験活動をしながら、安全・安心に過ごすことができる居場所として葛飾区が実施している事業です。