医療救護訓練 トリアージ研修会
3月9日(日)の葛飾区医療救護訓練に向けて東京慈恵会医大学葛飾医療センターで開催されたトリアージ研修会に参加しました。
トリアージとは、災害時などに多数の傷病者が発生した場合に、患者さんの症状や緊急度に基づいて治療の優先順位を判断することです。
災害医療の現場では、トリアージタッグと呼ばれる識別カードが用いられます。
「赤:最優先治療群」「黄:待機的治療群」
「緑:保留群」「黒:無呼吸群・死亡群」
に分けられ、それに応じて治療の順序や方法が明確になることで、医療従事者は限られた人員や設備で対応しやすくなるのです。
特に救急外来や災害現場といった多数の傷病者が同時に発生する現場で、トリアージは重要な役割を果たしています。
今回は一次トリアージで使用されるSTART法と、二次トリアージで使用されるPAT法について学びました。
まずは3月9日の訓練、そして災害時に命を守るために、この学びを生かしていきます。
『令和6年度 葛飾区医療救護訓練』
3月9日(日) 9:00~12:00
訓練は葛飾区内外、複数の病院で行われます。
今回、訓練の様子を見学できる病院はこちらです。
・金町中央病院
・かつしか江戸川病院
・東京慈恵会医科大学葛飾医療センター
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葛飾区には『緊急医療救護所医療従事スタッフ登録制度』があります。
この制度は、大規模災害時に区が開設する緊急医療救護所で医療救護活動にご協力いただける医療従事者を予め登録するものです。一人でも多くの命を救うために、医療従事者の方々の参加が求められています。