原発被災地スタディツアー シェア会を開きました
先月、福島県いわき市にある 原子力災害考証館furusato 館長 、里見 喜生 さんのご案内で見てきた福島原発被災地のこと、シェアする会をしました。
避難指示により11年前のまま時が止まったまち。来春、避難指示が解除されるため修繕を行っている家もありましたが、すでに家を解体し更地になったところも多く、地域の学校も更地になっていました。
避難を余儀なくされ、避難先も転々とし、生きる希望を失い、自ら命を絶たれた方など、震災関連で亡くなられた方は2330人(福島県)。今も増えています。
原発事故による被ばくの健康被害はもちろんですが、社会的・精神的影響も非常に大きく、結果、多くの命が失われます。ひとたび事故が起これば、コミュニティは失われ、もとにはもどれないのです。
事故を起こした福島第一原発で作られていた電力は東京で使われており、このことを忘れてはいけないと思います。
~私たちにできることは~
①自然エネルギー由来の電気に変えること
②原発事故について知ること、知ったらまわりの人に話すこと
福島第一原発事故を教訓として2度と原子力災害を起こさないためには原発をベースロード電源とすることや再稼働をすすめるべきではありません。私たち一人一人が考えて行動することが大切です。