篠崎児童発達支援センターを視察して

江戸川区の篠崎児童発達支援センターを視察しました。
こちらは発達に心配のある就学前の子どもとその保護者を対象とし、一人ひとりの子どもに合わせた柔軟な支援を生活の場所に近いところで受けられるような取り組みがすすめられています。
センターでは、
○児童発達支援
子どもと保護者に対した通所支援。集団のクラス、個別療育あり
○障害児相談支援
障害児支援サービスの計画作成・マネジメント
○保育所等訪問支援
センターを利用している子どもの通う保育園等に支援員が訪問し園の先生方とよりよい支援を考える
○発達外来
心理職などによる相談支援
○言語外来
言語聴覚士による相談支援
○地域支援
地域の園への巡回相談や講演会
様々な支援を行っています。
利用希望者は多く、このセンターでは、毎月10人ほどの待機者がでて年度末には100人以上の待機になるとのことです。先日、葛飾区の児童発達支援事業所を見学した際にも待機があり、全てのニーズに対応できないもどかしさがあると伺っています。
地域の保育園や幼稚園などで発達に心配がある子どもたちが発達面でのサポートを受けながら過ごすことができる体制が、先生の配置や保育所等訪問支援などの充実で整っていったらいいと思います。
医療的ケア児の受け入れ体制も整え始めたばかりで、療育の際も保護者は子どもに付き添いが必要でしたが、今後は保護者が別室でひと息つける工夫にも期待したいです。
環境・原発

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