【規格外のキャベツとフードロスのこと】

規格外のキャベツを友人が生産した農家とともに立石で50円で販売しました。
採れたての大きく立派なキャベツ。しゃきしゃきで甘くて美味しいのに、大きくて規格外のため、市場では受け入れてもらえません。このキャベツは食べてもらうことなく、畑で潰されるところでした。
美味しく育ったのに、食べられることなく潰されるなんて…。一つでも二つでも食べてもらえたら嬉しいとの思いで販売を手伝いました。
日本の食品ロスは年間522万t。これは、ひとりあたり1日につき茶碗一杯、年間にすると41kgの食品を廃棄しているということになるそうです。
実は、今回のキャベツのように出荷されず、畑で潰される野菜は、食品ロスに含まれず『隠れ食品ロス』といわれ問題視されています。出荷されず廃棄される野菜・穀物・果物は年間400万tとも いわれています。大変な量です。
食品ロスは私たちの意識や今ある仕組みを変えていかなくてはならない問題です。